こんな食材にも・・・。
フランスで鳥インフルエンザの発生を確認－フォアグラの生産地 2015/11/27 08:12 JST （ブルームバーグ）：ガチョウやアヒルなどの肝臓から作る高級食材、フォアグラの生産地であるフランス南西部ペリゴールで、鳥インフルエンザの発生が確認された。 ペリゴールがあるドルドーニュ県のクリスティアン・モロー報道官によると、ビラ村にある養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザ「Ｈ５Ｎ１」型ウイルスが確認 された。鶏は殺処分され、当局は村の周囲に農場や野生動物の監視を強化することなどを目的とした防護区域を設定した。「Ｈ５Ｎ１」型ウイルスがフランスで 確認されたのは2007年以来のこと。 ドルドーニュ県があるアキテーヌ地域はフランス最大のフォアグラ生産地。同国農業省は人間に対するリスクの可能性について食品衛生安全庁が調査を行うと説明した。 モロー報道官は「防護区域が設定された。ウイルスを除去する必要があるが、状況はコントロールされている」とした上で、「ドルドーニュ県のフォアグラ生産 者はごく少数だ」と述べた。農業省によると感染したのは全て鶏で、防護区域内にはガチョウやアヒルを飼育する農場はないという。