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4月, 2015の投稿を表示しています

最近は結構高用量で使うので考えないといけないかもしれない。

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鎮痛剤のアセトアミノフェン、喜びも抑える 米研究 CNN.co.jp   2015.04.16 Thu posted at 16:43 JST アセトアミノフェンには鎮痛効果だけでなく喜びの感情を抑える効果も? (CNN)  米オハイオ州立大学の研究チームは16日までに、市販の多くの鎮痛剤に含まれるアセトアミノフェンに、痛みだけでなく喜びの感情を抑える効果があることがわかったと発表した。 サイコロジカル・サイエンス誌(電子版)に掲載された論文によると、アセトアミノフェンに心理的な苦痛を和らげる効果があることは以前から知られていたが、今回の研究で、喜びの感情を弱めるなど、感情の幅を狭める効果があることがわかったという。 論文の筆頭著者であるオハイオ州立大学の大学院生、ジェフリー・ダーソー氏は「アセトアミノフェンには単なる鎮痛効果だけでなく、あらゆる感情を和らげる効果がある」と言う。 今回の研究では、大学生82人を対象に実施。被験者の半分にはアセトアミノフェン1000ミリグラムを、残り半分には同じ見た目の偽薬を投与した。 その後、猫と遊ぶ子供の写真や栄養失調の子供の写真など様々な写真40枚を提示。それぞれの写真について楽しいと感じるか否かを、その感情の大きさの程度も含めて回答させた。 その結果、アセトアミノフェンを投与された人は、投与されていない人に比べ、すべての写真について抱いた感情の度合いが非常に弱いことが確認された。 「アセトアミノフェンの影響で、楽しい写真もそれほど楽しいとは思えず、つらい写真もそれほどつらくは思えなかったということだ」と論文の著者らは指摘する。 次に研究チームは85人の被験者を対象に、薬の影響が感情に限られるのか、度合いについての判断一般にも及ぶのか確認するため、写真のなかの青い色の鮮やかさについても質問。すると、色への反応には変化が見られなかったという。

なかなかやりますな!素晴らしい!

警視庁、不正送金ウイルス無力化 民間とプログラム開発 日経新聞Web版   2015/4/10 10:12  警視庁は10日、パソコンに感染してインターネットバンキングの不正送金を指示する新型ウイルスと海外の指令サーバーを突き止め、国内外の8万2 千台のウイルスの無力化を始めたと発表した。セキュリティー会社と共同開発したプログラムを活用した。パソコン所有者やプロバイダー(接続業者)に情報提 供して不正ウイルスを除去する対策はあったが、捜査機関が直接、ウイルスを無力化するのは海外を含めて異例という。 新型ウイルスに感染したパソコンでネットバンキングのサイトに接続するとウイルスが活動を始め、利用者の預金が不正送金されてしまう。   警視庁は約100万円の被害に遭った石川県の30代女性から感染パソコンの提供を受け、不正送金を指令していた海外のサーバーを特定。国内の4万4千台を 含む8万2千台のパソコンを感染させ、操っていたことが判明した。その後も週に数千台規模の感染が判明しているという。  同庁は指令サー バーになりかわり、同庁の監視コンピューターから感染パソコンに接続。セキュリティー会社「セキュアブレイン」(東京)と共同開発したプログラムを「解毒 剤」として働かせ、ウイルスを無力にした。この手法は今後新たに現れるウイルスにも応用できるとみている。  警察庁によると、新型ウイルスは昨年、被害を初確認。金融機関が不正送金対策として導入した1回ごとの「ワンタイムパスワード」も突破するため対策が急務だった。   不正送金はできなくなったとみられるが、同庁は国内の300社超のプロバイダーなどに情報提供し、パソコン利用者に改めてウイルス除去を呼びかける。海外 の3万8千台の感染パソコンについては国際刑事警察機構(ICPO)にIPアドレスを提供し、各国の捜査機関に対策を促す。

確かに今年はワクチンを打ったのにかかってしまったという人が多かった印象はある。

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神戸新聞NEXT  2015/4/2 23:16 ワクチン効果低かった? 今冬のインフルエンザ A香港型インフルエンザウイルスの電子顕微鏡写真(米疾病対策センター提供) ワクチンを打ったのにインフルエンザにかかってしまった。今冬はこうぼやいた人が例年より多かったかもしれない。世界保健機関(WHO)の予測と 違うウイルスが北半球の流行で主流となったためだ。通常は平均50~60%とされるワクチンの効果が、米国では19%、英国では3%などと報告された。日 本は欧米と違うウイルスでワクチンを製造したが、国立感染症研究所の分析では効果が低い可能性が示された。専門家はそれでも「重症化予防にワクチンは重 要」と強調する。  国内のインフルエンザ流行は昨年11月下旬に始まり、今年3月8日までに全国で推定約1395万人が医療機関を受診した。この時期までの累計受診者数は過去4シーズンで最も多かった。  日本のほか北米、欧州などで流行の中心になったウイルスはA香港(H3N2)型。高齢者が重症化しやすいとされる。 ▼遺伝子が変化   WHOは日本を含む各国の専門家を集めて昨年2月に開いた会議で、今冬のワクチンに加える推奨ウイルス株を選定、欧米はそれに基づきワクチンを製造した。 A香港型も含まれていたが、実際の流行で主流になったのは推奨株とは特徴が異なるウイルス。ワクチンの効果が不十分になる恐れがあるため、米疾病対策セン ターは12月、ワクチンとずれたウイルスが広がっていると医療関係者に注意喚起した。  日本はワクチン製造で欧米とは違う株を選択した。A 香港型は鶏卵を使ってワクチンを製造する過程でウイルスの遺伝子が変化し、ワクチンの効果の低下につながりやすいという問題が指摘されていた。このため感 染研の小田切孝人インフルエンザウイルス研究センター長らは、同じA香港型でWHOの推奨株と遺伝的には極めて近いが、製造過程では変化しにくい性質の株 を探し出して採用した。 ▼抗体反応試験  これでワクチンの効果が保たれることが

「ソバルディ」(一般名・ソホスブビル)製造販売の承認。すごい時代になってきました。

記事:読売新聞 提供:読売新聞 15/04/02 C型慢性肝炎の新薬「ソバルディ」(一般名・ソホスブビル)について、製薬会社ギリアド・サイエンシズは3月26日、厚生労働省から製造販売の承認を取得したと発表した。今年5月頃に保険適用される見通し。  適用の対象になるのは、遺伝子型2型のC型慢性肝炎と重症を除く肝硬変。遺伝子型2型に対する飲み薬が承認されたのは初めて。  中外製薬の抗ウイルスの飲み薬「コペガス」(一般名リバビリン)と併用する。臨床試験(治験)では2型のC型慢性肝炎患者の9割以上が治癒している。治療期間は12週間で、インターフェロンを注射する従来の治療法の半分以下となる。  C型肝炎感染者は約100万〜150万人。遺伝子型で分かれ、2型が約3割、1型は約7割とされる。自覚症状がない場合が多く、慢性化すると肝硬変や肝がんのリスクが高くなる。  ギリアド社では、1型のC型慢性肝炎の治療薬についても国に承認申請中だ。C型肝炎治療は今後、インターフェロンによらない方法が主流となる。