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受け入れ先の医療機関や診療態勢について検討すると言っても・・・?

新型コロナ検査強化…厚労省 読売新聞  2014年5月26日(月) 配信 世界で感染急増受け  中東を中心に感染が広がる新型コロナウイルス「 マーズ(MERS)コロナウイルス 」の患者数が今年4月以降、急増している。  中東諸国からの帰国後の感染が、米国でも確認されたことから、厚生労働省は国内での発生に備え、検査や診療態勢の強化に乗り出す。  世界保健機関によると、2012年春から今年3月末までの2年間の世界の患者数は206人だったが、4月から5月23日までの約2か月で429人 の感染が確認された。中東諸国だけでなく、欧州から中東への渡航者が帰国後に発症する例もある。米国でも今月、帰国後の感染者2人が相次いで判明した。全 体で患者の約3割が死亡している。  感染源は当初不明だったが最近、ラクダが感染源との見方が強まり、生乳を飲み感染する可能性も指摘されている。医療機関での院内感染の報告も多い。急増の背景には、感染防止策の不徹底にラクダの繁殖期が重なったとの見方がある。  このため厚労省は今月、医療機関を受診した中東からの帰国者のうち、〈1〉38度以上の高熱と重い呼吸器症状〈2〉軽症でも現地の医療機関を訪れ たり、ラクダとの接触や無殺菌乳を飲んだことがあったりする--などの場合、確定検査や同省への情報提供を自治体などに求める通達を出した。近く開かれる 専門家会議で受け入れ先の医療機関や診療態勢について検討する。  このウイルスは現時点では患者と濃密に接しない限り、人から人に感染は広がらないとされている。   マーズ(MERS)コロナウイルス =Middle East Respiratory Syndrome Coronavirus 2012年に初めて報告され、主にアラビア半島で広がっている。感染後2週間以内に発症し、高熱やせきから重症肺炎などを起こすが、軽症例も確認されている。

ドバイなど中等に出張する企業もあり心配

MERS急増:中東や欧米18カ国に拡大 173人死亡 毎日新聞 2014年05月19日 11時28分  【カイロ秋山信一】サウジアラビアを中心に4月以降、肺炎や高熱などを引き起こす中東呼吸器症候群 (MERS)の感染例が急増している。世界保健機関(WHO)は「患者の搬送先病院で適切な感染予防措置がとられていない」と指摘。サウジ政府は、保健相 や不手際を指摘された病院長を更迭する一方、感染源の疑いがあるラクダの取扱業者にマスクの着用などを呼びかけている。  MERSは2012年9月に確認された新種のコロナウイルスによる感染症で、有効な治療・予防法は確立 されていない。WHOによると、今月15日までに、中東や欧米など18カ国で、572件の感染例と173人の死亡が確認された。感染例の半数以上は今年4 月以降に集中している。  感染者はいずれもサウジなど中東への渡航歴があり、米国やフィリピン、マレーシアなどでも確認された。 4〜5月に感染例が多いサウジ西部ジッダなどを現地調査したWHOの専門家チームは「患者が搬送された病院で、WHOが推奨する感染予防措置がとられてお らず、人的ミスが感染拡大を招いた可能性がある」と指摘した。  一方、サウジ政府は、ラクダが感染源である疑いが強いとして、ラクダの取扱業者にマスクや手袋の着用のほか、就業前後の手洗いを呼びかけた。さらに国民に対して、ラクダの生肉を食べず、ラクダの乳も沸騰させてから飲むことを推奨した。  MERSの感染経路は不明だが、ラクダやコウモリが感染源となった疑いがある。日本では感染例は確認されていない。  ◇MERS感染が確認された国 米国、英国、ドイツ、フランス、オランダ、イタリア、ギリシャ、チュニジア、エジプト、ヨルダン、クウェート、オマーン、カタール、アラブ首長国連邦、イエメン、サウジアラビア、フィリピン、マレーシア

少なくとも害はないだろうから試してみる価値はある。

認知症予防:毎日緑茶で発症率3分の1に 金沢大研究 毎日新聞 2014年05月15日 10時57分(最終更新 05月15日 11時08分)  金沢大の山田正仁(まさひと)教授(神経内科学)らの研究グループが、毎日緑茶を飲む習慣のある人は軽 度も含めた認知症の発症率が、全く飲まない人の3分の1にとどまることを突き止めた。コーヒーや紅茶を飲む習慣と発症抑制との関連は見られず、緑茶にだけ 認知症の予防効果がみられたという。成果は15日の米科学誌プロスワン電子版に掲載された。  研究グループは2007〜13年、石川県七尾市中島町の60歳以上の住民を対象に調査を実施。07〜08年の初回調査時に認知機能が正常で11〜13年に再調査ができた490人について、飲茶の習慣と、認知症やその前段階の軽度認知障害の発症を分析した。  その結果、毎日緑茶を飲む157人のうち発症したのが18人だったのに対し、全く飲まない138人では 43人が発症していた。発症率はそれぞれ11.5%と31.2%で、毎日飲むグループは発症リスクが3分の1にとどまった。週1〜6日飲むグループも発症 率は14.9%と低めで、リスクは半分以下に抑えられた。  山田教授は「今後緑茶のどの成分が作用しているのかを解明し、予防法を確立したい」と話している。【横田美晴】

テトラスパニンCD9とCD81・・・おもしろい

肺で働く2タンパク質に長寿遺伝子の作用 阪大が解明 日経2014/5/12 22:43  肺で活発に働いている2つのタンパク質が、老化を抑制するとともに、長生きにつながる長寿遺伝子の作用を保っていることを大阪大の武田吉人助教(呼吸器病学)のチームがマウスを使って12日までに明らかにした。   これらのタンパク質がないと脂肪や筋肉が早く萎縮し寿命が短くなったほか、肺の呼吸機能が低下する慢性閉塞性肺疾患(COPD)の症状も示した。武田助教 は「老化が進み、COPDになったと考えられる。2つのタンパク質を増やし、健康に長生きできる薬を開発したい」と話す。  タンパク質はテトラスパニンCD9とCD81。テトラスパニンは細胞膜上にあり、細胞間の情報のやりとりや細胞増殖などを制御している。  チームは喫煙や有害物質の吸入が原因とされるCOPDの研究で、CD9とCD81を作れないようにしたマウスを作製し、飼育していた。  普通のマウスをCOPDにするには、たばこの煙に半年間さらさなければならないが、このマウスは何もしなくても生後2カ月半でCOPDになった。  骨粗しょう症や白内障、組織の萎縮といった老化も早く進んだほか、老化した細胞が多く見つかった。長寿遺伝子「Sirt1」の働きも下がり、通常2年の寿命が1年半になった。〔共同〕

「ラクダ」ですか?

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サウジがMERS感染源をラクダと特定、感染者500人に近づく ロイター2014年 05月 12日 12:06 JST   1 of 1 [Full Size] [クウェート 11日 ロイター] - サウジアラビアでは、新型コロナウイルス「中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス」の感染がさらに拡大し、感染者数は500人に近づいている。政府 は最も有力な感染源をラクダと特定し、ラクダを扱う人に対しマスクや手袋の着用を呼びかけた。 2年前に最初の感染を確認して以来、累計感染者数は483人となり、うち約3分の1が死亡している。 特に、ジェッダとリヤドの病院で感染の急増が報告されてから感染者数が増加し、4月に倍増、5月に入りすでに25%増加している。 サウジで調査していた世界保健機関(WHO)の調査団は7日、2病院の院内感染は、感染症予防対策として推奨されている措置がきちんと履行されていないことが一因と指摘。また、ウイルスの感染力が変化したことを示す根拠はないと述べていた。 国営通信SPAは11日、農業省が、無用なラクダとの接触を避け、接触する場合は、マスクや手袋を着用し、前後に十分な手洗いをするよう呼びかける声明を発表したと伝えた。声明は、MERSの症状がみられるラクダを見つけた場合は、ただちに報告するよう求めている。 MERSの感染はこれまでにサウジアラビアのほか、カタール、クウェート、ヨルダン、 アラブ 首長国連邦(UAE)、マレーシア、オマーン、チュニジア、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、英国などで感染が報告されている。

全く勘弁して欲しい!!!「久しぶりにステトスコープ・チェロ・電鍵」のブログから

天下り組織による医療支配の構図  国の形が変わろうとしている。それを先取りして、自らの利権を確保しようとする動きが、官僚達に盛んに見られる。これらの特殊法人は、そうした天下り官僚のための存在としか、私には思えない。 地域医療医療機関統合・・・医療機関経営 厚生年金関連の施設を売却し処分する仕事をしていた特殊法人が、こう変貌を遂げた。 「こ の4月、全国に57の病院、57の健康管理センター、26の介護老人保健施設などを全国で展開する、一大医療・介護グループが誕生した。運営主体は、独立 行政法人地域医療機能推進機構(JCHO;Japan Community Health care Organization)だ。社会保険病院、厚生年金病院、船員保険病院をそれぞれ運営する、全国社会保険協会連合会、厚生年金事業振興団、船員保険会 という3つの団体が運営してきた病院を統合して誕生した組織だ。」 理事長は、元厚労省官僚である。元々の特殊法人が、どうしてこんなに大 転換できるのか、不思議だ。あるとすれば、官僚の天下り先の確保、それにこれだけの病院群をまとめることによる規模のメリットの享受だろう。地方の結構な 基幹病院が多く含まれている。こうした病院は、民間が担えない医療分野を担当してきた面が強かったのではないだろうか。それが、こうやって天下り団体の傘 下に入ってどのように変化するのだろう。地域の零細医療機関を潰すことにならなければ良いのだが。 医師の資格・人事管理・・・国規模の医局 専 門医を一括して管理する特殊法人も立ち上げられたと昨日報道されていた。そちらは、理事長は大学人らしい(だが、医師ではない)。総合専門医という新しい 専門医の要件として、へき地医療が義務付けられるらしい。この組織も内実は、官僚の天下り先になるのだろう。組織の目的は、専門医のレベル向上、それに分 かりやすい専門医制度の確立にあるらしい。分かりやすい専門医制度とは分かりにくい。行政主導の専門医付与組織が、専門医のレベル向上にどうやってつなが るのだろうか。二階建ての医師国試を作り、医師に生涯専門医更新の費用を支払わせ続けるつもりなのだろうか。 医療機関の格付け、医療事故・産科補償制度・・・医療のフレーム作りと管理 日本医療機能評価機構も、相変わらず、産科補償制度で大きな内部留保を蓄え続けている。病院

SARSも忘れてはいけない。

米国で初のMERS感染者、SARSの「悪夢」再び 2014年 05月 5日 17:07 JST [シカゴ 4日 ロイター] - 2003年2月、香港からカナダのトロントに到着した女性からSARS(重症急性呼吸器症候群)ウイルスへの感染が確認された後、同市域内の病院では感染が瞬く間に拡大。257人に感染し、33人が死亡するに至った。 このときのことは、米疾病対策センター(CDC)のマイケル・ベル博士の脳裏に焼き付いている。CDCは先週、SARSウイルスに似た 新型コロナウイルス「中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス」感染が米国内で初めて確認されたインディアナ州の病院に感染症の専門家を派遣した。 ベル博士はロイターの独占インタビューに対し「われわれはとても深刻に受け止めている」とし、「最悪の事態では、急速に感染が拡大する 恐れがある」と指摘。「トロントでのSARSウイルス感染から言えることは、ウイルスが医療施設へと感染し、深刻な症状や死へとつながる可能性があるとい うこと」だと懸念を示した。 インディアナ州の保健当局によれば、MERSに感染した男性の体調は良好で、日々回復している。同ウイルスに接触した可能性のある病院 職員は自宅で隔離され、肺炎のような症状が発症しないか観察下にあるという。MERSウイルスの潜伏期間は一般的に約2週間とみられている。 MERSに感染したこの男性は医療従事者で、2012年にMERSウイルスの感染が世界で初めて確認されたサウジアラビアの医療施設で 働いた後、4月28日にイリノイ州シカゴから南に車で約30分のところにあるインディアナ州ミュンスターの病院に入院した。これまで世界保健機関 (WHO)に報告された感染者数は12カ国で262人に上る。さらに100人の感染者が各国の保健省によって確認されており、93人が感染により死亡し た。 男性は、サウジアラビアの首都リヤド発ロンドン経由シカゴ行きの航空機に搭乗。その後、シカゴからバスでインディアナ州の都市へと移動 した。都市名は明らかにされていない。米保健当局は現

H5N6・・?いやだなあ~

H5N6型で初の死者 中国、鳥インフル 産経ニュース2014.5.7 08:40  中国四川省の衛生当局は6日までに、急性肺炎で死亡した同省南充市の49歳の男性から鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)が検出されたと発表 した。中国側から通報を受けた台湾の衛生当局によると、H5N6型に感染した人の死亡が確認されたのは初めて。鳥インフルエンザに詳しい鳥取大の伊藤寿啓 教授は、人への感染確認自体も「初めてではないか」としている。  H5N6型は、鳥に対して毒性の強いH5型の一種で、中国で人への感染が拡大したH7N9型とは別のタイプ。男性は死んだ鳥と接触していたという。  中国の衛生当局は、男性と密接に接触した人に異常はなく、H5N6型の人への感染が拡大するリスクは低いとしているが、台湾当局は四川省への渡航に注意を呼び掛けた。(共同)