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重要!いかにも「症状が重症化する確率は喫煙者の方が非喫煙者より14倍高い」

コロナと喫煙者のリスクについて 20/03/23 WHOは新型コロナウイルスについてのQ&Aで、「してはいけないこと」の一番上に「喫煙」を挙げ警告している。また、カリフォルニア大学サンフランシスコ校のたばこ管理研究・教育センターのスタントン・グランツ教授の研究でも「症状が重症化する確率は喫煙者の方が非喫煙者より14倍高い」という結果が出ている。 日本では東京都医師会の尾﨑治夫会長が12日(2020年3月)、「この際、禁煙を考えていただきたいと強く思っています」と発言している。 日本の喫煙率(2018年、厚労省調査)は男性が29.0%で女性が8.1%だが、総合大雄会病院の後藤礼司医師は「たばこを吸わない人も気を付けないといけない」と警鐘を鳴らす。副流煙を吸ういわゆる受動喫煙により、非喫煙者でも感染をしやすい状況を作ってしまうからだ。 「新型コロナから人を守るために、公衆衛生の部分をきちんとできている国は死亡率が低い。この機会に自分たちのできることを見直してほしい」と後藤医師。 https://www.j-cast.com/tv/2020/03/23382750.html

一般論でも禁煙した方が良い。

指摘され始めた「喫煙」と「新型コロナ感染症」の関係 石田雅彦  | ライター、編集者 Yahoo News 3/9(月) 9:00  世界的な流行が続く新型コロナウイルス感染症(COVID-19、以下、新型コロナ感染症)だが、この記事では喫煙との関係について述べる(2020/03/08時点の情報です)。 上がる感染症リスク 喫煙は、肺をはじめとする呼吸器や全身の免疫系に悪影響を与える(※1)。つまり、タバコを吸うことでウイルスなどの病原菌に感染しやすくなるということだ。  また、喫煙によって呼吸器疾患が重症化し、治りにくくなることも明らかだ。また、受動喫煙でも同じことが起きる(※2)。  喫煙による免疫系への悪影響に、タバコ製品に含まれるニコチンが関与することが知られている(※3)。  これは、ニコチンがドーパミンなどのカテコールアミンや副腎皮質ホルモン(コルチコステロイド)の分泌をうながし、免疫系の生体防御システムに影響を与えて感染に対する防御能力を抑制するからではないかと考えられている。  また、最近の研究(※4)によれば、ニコチンは肺の炎症を抑え、傷ついた細胞を修復する作用のあるIL(インターロイキン)22の産生を阻害するようだ。加熱式タバコにもニコチンが含まれているので、同じような悪影響があるのは確かだろう。 専門家も指摘 新型コロナ感染症のリスクは、50歳以上、免疫の異常や弱体化、心臓病、肺疾患、がん、糖尿病にかかっている人で高くなることがわかっている。  では、喫煙との関係はどうだろうか。  実は、ここにきて世界各地の専門家から、新型コロナ感染症にかかりやすく重篤化しやすい因子として喫煙があげられ始めている。  カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)のスタントン・A・グランツ博士は同校のホームページで、タバコをやめることによって新型コロナ感染症によって引き起こされる重篤な肺疾患の リスクを減らすことができるとコメント した。  グランツ博士はタバコ問題の専門家として有名な研究者だが、こうコメントしたのには理由がある。  中国の「Chinese Medical Journal」という医学雑誌に2020年2月28日に投稿された論文(※5)によれば、2019年12月30日

喫煙者がCOVID19にかかると9倍リスクがあると言うこと?

喫煙歴はコロナ肺炎の最大の悪化因子 Liu W, Tao ZW, Lei W, et al. Analysis of factors associated with disease outcomes in hospitalized patients with 2019 novel coronavirus disease. Chin Med J https://journals.lww.com/cmj/Abstract/publishahead/Analysis_of_factors_associated_with_disease.99363.aspx# 【要旨】 武漢の3次病院入院症例における悪化群と改善・安定群別の背景因子分析 検討症例78例。入院2週間後の状態評価:悪化11例(14.1%)改善・安定67例(85.1%) 悪化群では喫煙率が有意に高い (27.3% vs. 3.0%, χ2 = 9.291, P = 0.018). 悪化群で、平均年齢と入院時体温が有意に高い 悪化要因に関す多変量解析では喫煙が最大のオッズ比だった 喫煙歴 14.285; 95% CI: 1.577–25.000; P = 0.018 年齢   8.546; 95% : 1.628–44.864; P = 0.011 入院時高体温 8.999; 95% CI: 1.036–78.147, P = 0.046 結論:年齢、喫煙歴、入院時体温などが病状悪化因子であることを考慮した治療が必要であろう。