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2月, 2011の投稿を表示しています

ウイルスと抗ウイルス剤のいたちごっこ。

点滴薬に初の耐性ウイルス 新型インフルエンザ  昨年1月に販売が始まったインフルエンザ治療用の点滴薬ラピアクタ(成分名ペラミビル)を使った患者から、薬が効きにくい耐性の新型インフルエンザウイルスが検出されたことが22日、分かった。ラピアクタの使用による耐性ウイルス検出は国内初とみられる。  国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センターの小田切孝人室長は「今回は1例だけで心配することではない。今後はラピアクタに対する耐性ウイルスが出現する頻度を注意深く見ていく必要がある」と話している。  同研究所によると、1月に5歳の幼稚園児から検出された。園児は高熱と肺炎で入院、当初は抗生物質で治療したが呼吸状態が悪化し、インフルエンザ迅速診断キットで陽性と出たためラピアクタを投与。症状は改善し退院した。ワクチンは未接種だった。  検出されたウイルスを調べると、薬に耐性を示す遺伝子変異が見つかった。ラピアクタのほか、別の治療薬タミフルも効きにくいと判明。リレンザとイナビルは効果があった。  インフルエンザ患者に治療薬を使うと一定の割合で耐性ウイルスが出現するが、通常は感染力が弱いとされる。だが季節性インフルエンザのAソ連型では、タミフルに対して耐性を示す遺伝子変異があるウイルスが世界中に広がった。 2011/02/22 06:19 【共同通信

何となく不気味です!油断しないようにしないと。

■香港で新型インフルエンザによる死者が増加 [中国特快ニュース:/2011/2/18 11:11]   香港では今年1月25日に初めて新型インフルエンザ(H1N1)による死者が確認されて以来、その数が増加している。14日までに5人が死亡し、15日に1人、16日にも1人が、17日には2人が死亡したため、死者の数は17日までの時点で9人となっている。   また、マカオでも17日に1人の死亡が確認されている

これは新型といってもH1N1のことでしょうね?

新型インフル死者増加…北京で年内4人、香港で過去2週間9人 searchina2011/02/09(水) 15:01   北京市衛生局は8日、同市内で2月2日午前0時から7日午前0時までに市内で新型インフルエンザの感染11例が確認されたと発表した。うち、患者1人が死亡した。北京市では2011年になってから、新型インフルエンザの患者4人が死亡した。香港では衛生防護センターの曾浩輝総監が8日、1月24日から同時点までで、香港では新型インフルエンザ患者が9人死亡したと発表した。チャイナネットが報じた。   北京市衛生局によると、空気が乾燥していることが、インフルエンザ流行の背景にある。2日から7日までに、市内の病院でインフルエンザ様の症状を確認した患者は6448人だった。   香港衛生防護センターの曾総監によると、今年のインフルエンザ流行では「新型の感染例」が主流になっている。治療を受ける患者は、前年同期よりも増える傾向がみられるという。   曾総監は、まもなく春節(旧正月)の連休が終わると指摘し、児童保護者に対して、新学期開始後の自分の子の健康状態に注意するよう呼びかけた。発熱などが見られた場合には学校を休ませて、感染拡大の防止に協力してほしいと訴えた。(編集担当:如月隼人

H5の患者さんが急激に増えたりしないと良いのだが!?

香港で「高病原性」鳥インフル患者が発生…大陸部旅行の直後 Searchina2010/11/18(木) 09:27   香港衛生署は17日、強病原性鳥インフルエンザの患者1人が発生したことを確認したと発表した。患者は家族とともに10月23日から11月1日にかけて、上海市、南京市(江蘇省)、杭州市(浙江省)などを旅行した。中国政府・衛生部は関連する地域の衛生部門に、監視と感染防止作業を強化するよう求めた。中国新聞社が報じた。   患者は59歳の女性。2日に鼻水など風邪の症状があらわれ、14日には肺炎のため入院。16日には集中治療室に移った。17日にはH5鳥インフルエンザウイルスに感染していることが分かった。患者によると最近、鳥類と接触したことはないという。   インフルエンザの潜伏期間は比較的長く見積もって1-7日程度。患者が上海などを旅行していた期間中にウイルスに感染した可能性も、否定できない。(編集担当:如月隼人)

といっても、やはり最後の手段でしょうな?

回復期患者の血漿輸血が効果=新型インフル、死亡率低下-香港大  新型インフルエンザ(A型H1N1亜型)に感染し、重症となって病院の集中治療室(ICU)に入院した患者に対し、回復期にある患者の血漿(けっしょう)を輸血したところ、死亡率が大幅に下がったことが分かった。香港大などの研究チームが7日までに米医学誌クリニカル・インフェクシャス・ディジーズ電子版に発表した。  回復期の患者の血漿に含まれる中和抗体の効果とみられ、この治療法は新型ウイルスが急に流行した場合の重症患者に有効と考えられるという。  研究チームは、香港の7病院のICUに2009年9月から昨年6月までに入院した重症患者20人(平均年齢48歳)に血漿輸血を実施。その後の死亡者は4人で、死亡率は20.0%だった。これに対し、同様にICUに入院し、血漿輸血を受けなかった73人(同54歳)では40人が死亡し、死亡率は54.8%に上った。  輸血に使った血漿は、新型インフルエンザの発熱やせきなどの症状が治まってから2週間以上経過した患者から採取された。 時事ドットコム(2011/02/07-18:17)

おもしろい解析です。

学級違うと感染率5分の1=閉鎖早めで拡大防止-小学校で新型インフル調査・CDC  米東部ペンシルベニア州郊外の小学校で2009年春、新型インフルエンザ(A型H1N1亜型)が流行した際の状況を米疾病対策センター(CDC)や同州保健当局などの研究チームが詳細に調べ、6日までに米科学アカデミー紀要電子版に発表した。同じ学級内での感染が最も多く、感染確率は同じ学年で学級が違うと5分の1、学年が違うと25分の1に低下した。  同年4月27日に児童が発熱やせきなどを訴え始めた後、同校は18日目に当たる5月14日から20日まで閉鎖されたが、既に全児童456人のうち27%が発症しており、感染拡大の防止効果は小さかった。研究チームは、感染拡大の兆候を早めに察知し、学級や学校の閉鎖に踏み切ることが重要と指摘している。  インフルエンザは患者のせきやくしゃみのしぶきを吸い込んだり、唾や鼻水が手に付いたりして感染する。4年生について感染状況と座席表との関係を調べたところ、患者の隣の席に座っているというだけで感染確率が大幅に高くなることはなかった。  全児童の8割について保護者に聞き取り調査を行ったところ、男児は男児、女児は女児同士で遊ぶことが多く、同性間の感染確率は異性間より3倍高かった。 時事ドットコム(2011/02/06-18:24)

なかなか立派ですが、ちょっと時期が遅いか?でも新型が中心なら2~3月で終わるとは限らないから今からでも遅くないか?

成人のインフルエンザ感染予防強化 2011年02月01日 福島放送  09時31分配信 県は県内でインフルエンザの感染が拡大している状況を受け、昨シーズンより感染者の割合が多い成人の感染予防を図る。 1月31日に福島市の県自治会館で開かれた県新型インフルエンザ対策本部幹事会で対応を決めた。 県は商業、農業関係団体などを通して県内各事業所の従業員にマスク着用やこまめなうがい・手洗い、予防接種を促す。 特に電気、ガス、運送などライフライン維持に関わる事業者に重点的に呼び掛ける。 この他、県内7方部に設けられている地域医療会議で、医療、行政関係者が感染者の外来診療や入院医療の協力体制を再確認できるようにする。 県内の今年第3週(1月17〜23日)の感染者報告数は2399人で、一定点医療機関当たりの患者報告数が29・99人と、ほぼ警報レベルになっている。

県全域にインフルエンザ警報

信濃毎日Web  2月2日(水)  県は1日、県全域にインフルエンザ警報を出した。1月24~30日の1週間に県内88の定点医療機関から報告された1医療機関当たりの患者数の平均が31・89人となり、警報を出す基準の30人を超えた。県健康長寿課は「今季は季節性、新型のいずれも流行する可能性がある。今後しばらくの間は感染の拡大が懸念される」としている。  県の保健福祉事務所別では上田が66・50人と最多。ほかは伊那38・75人、長野34・83人などだった。長野市保健所は23・0人。17~23日は1医療機関当たりの患者数の平均が22・97人で、県は全県に注意報を出していた。  学校や保育園、幼稚園での集団発生も増えており、23~29日は学級閉鎖130件、学年閉鎖20件、休校・休園3件。同課は手洗いやうがい、マスク着用といった感染予防の徹底を呼び掛けている。

大北地域でも北部を中心に患者が急増しています。

インフルエンザ:注意報から警報 /長野  県は1日、県内で調査している定点あたりのインフルエンザ患者が30人を超えたため、今季初のインフルエンザ警報を発令した。1月26日に患者が10人を超えたとして注意報を出したが、その後1週間で患者数が1・4倍に増加したため。  県健康長寿課によると、1月24~30日に県内の病院など88カ所で2806人が発症したという。保健福祉事務所などの管内別は上田の66人が最多で、伊那38人、長野34人と続いた。【渡辺諒】 毎日新聞 2011年2月2日 地方版