ピオグリタゾン製剤は利点も多く悩ましいところです。

FDAもアクトスのリスク指摘- 1年以上服用で膀胱がん可能性

米食品医薬品局(FDA)は6月15日、武田薬品工業 の糖尿病治療薬ピオグリタゾン製剤(アクトスなど)を1年以上服用すると、膀胱がんリスクが高まる可能性があると発表した。武田が実施中の10年間の疫学 研究の中間解析(5年分)に基づくもの。FDAでは、同製剤のラベルの「警告と注意喚起」の項と、患者向け医薬品ガイドに膀胱がんリスクについて追記する としている。また、医療従事者に対し、▽膀胱がんの患者に投与しない▽膀胱がんの病歴がある患者に対する投与では血糖コントロールのベネフィットとがん再 発のリスクの可能性を比較検討―を推奨している。

FDAによると、中間解析では、同製剤を服用した患者全体では膀胱がんリスクの有意な増加はみられなかったが、層別に解析したところ、服用期間が最も長く(24か月以上)、累積服用量が最も多い群で膀胱がんリスクの有意な増加が確認されたという。
FDAでは今後も疫学研究データの評価を行うとともに、フランスの医薬品規制当局がこのほど発表した疫学研究の包括的な評価を行うとしている。

( 2011年06月16日 13:00 キャリアブレイン )

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