北京に滞在するとタバコを20本/日以上すっているのと同じと言われているのは本当らしい。

肺がん「10年で60%増」 大気汚染で中国医師ら指摘

共同通信社  2月8日(金) 配信


 中国で広範囲で発生している有害物質を含んだ濃霧に関して、中国の研究者らが7日までに人体に与える影響について「肺がん患者は10年で60%増加した」との調査結果などを相次いで発表、大気汚染による深刻な健康被害の実態が浮き彫りになった。
 今年の汚染では少なくとも全人口の5割弱の約6億人が影響を受けている。中国当局は抜本的な汚染防止策を示しておらず、健康被害が一層悪化する懸念もある。
 中国工程院の鍾南山(しょう・なんざん)医師は中央テレビの取材に「北京市の肺がん患者は過去10年で60%増えた」と指摘。呼吸するたびに汚染物質が血液に流入するため「呼吸器系にとどまらず、脳や心臓の疾患も増加する危険が高い」と話した。
 中国誌によると、北京大公共衛生学院の潘小川(はん・しょうせん)教授は今年の濃霧を念頭に「深刻な汚染の7、8年後に肺がんによる死亡率は明らかに上昇する」と警告。北京大腫瘍病院の専門家は、2033年に中国の肺がん患者は1800万人に達すると予測した。
  北京大公共衛生学院は、肺がん発症原因の一つと指摘される直径2・5マイクロメートル以下の微小粒子状物質「PM2・5」に関する研究結果を発表し、12 年に北京、上海、広東省広州、陝西省西安の4市で「PM2・5」が原因で健康を損ない死亡した人は計8572人で、経済損失は68億2千万元(約1020 億円)に上ったと推計した。
 ニュースサイトの新浪網は「大気汚染により毎年全国で40万人が早死にし、7500万人がぜんそくの発作を起こしている」と指摘している。

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