酷い話だ!久しぶりに「ステトスコープ・チェロ・電鍵」さんのブログから

「教育再生実行会議」 

例の大学入試民間英語試験を提案したのは、政府の私的諮問機関である「教育再生実行会議」だったらしい。2013年、第二次安倍政権下で発足した。こちら。

確かに、2013年に同会議が、大学入試「改革」について、提言を出している。2015年からのメンバーには、極右の面々が揃い、また財界人も多い。議論は非公開だそうだ。提言のタイトルからして、歴史修正主義教育の確立、教育の民営化がこの会議の目的であることが推測される。その線に沿って提言を行い続けている。

この会議が、教育現場の声、生徒たちの声を無視して、大学入試の共通試験を民間委託することを推し進めてきた。実体は、「やっている感」の演出、それに財界への利権供与だったようだ。英語試験の民営化は2024年を目途に進めるとまだ言っている。国語・数学の記述式導入についても、採点しやすさだけを考えた、ナンチャッテ記述式を考えているらしい。

この民間共通試験を一手に引き受けるのは、ベネッセらしい。この英語試験だけでも、年間数十億円の固定した収入が得られる、美味しい事業になるはずだった。ベネッセと特定の政治家との癒着も疑われている。政府側メンバーであった元文科大臣下村博文は、民間人メンバーで、「成基」代表の佐々木喜一から政治献金を受け取った。

こんな組織が教育の根幹にかかわる決定を行い、教育現場に歴史修正主義を押し付け、さらに今回の入試制度の改変を教育現場を混乱させている。その一方、特定民間企業へ大きな利権を誘導している。背後では、政治家とそうした企業の癒着が見え隠れする。

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