なぜだろう?不思議だけれど要注意!

インフル脳症で異常行動、新型は季節性の1.5倍

 新型インフルエンザで脳症になった子どもが意味不明なことを言うなどの異常行動を起こす割合は、季節性の1・5倍に上るという調査結果を、厚生労働省研究班(主任研究者=森島恒雄・岡山大教授)が、盛岡市で開かれている日本小児科学会で24日発表した。
 研究班は、昨年7月~今年2月に新型インフルエンザで脳症と診断された15歳未満の160人を調査。2005年1月~06年12月に季節性で脳症と診断された159人と比較した。
 新型の脳症でけいれんを起こした割合は49%で、季節性の78%を下回ったが、異常行動は56%で、季節性の38%より多かった。新型の脳症患者の脳をMRI(磁気共鳴画像装置)で調べたところ、28%に脳の一部が白く映る異常が見られ、うち11%は左右の脳をつなぐ「脳梁(りょう)」に集中していた。研究班は「脳梁には感情や行動を制御する働きもあり、脳梁の障害が、異常行動につながった可能性がある」としている。
 森島教授は「次の流行では、新型の感染が乳幼児にもっと広がるおそれがある。乳幼児は十分な感情表現ができないため異常行動がわかりづらい。親は注意が必要だ」と話している。
(2010年4月25日 読売新聞)

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