廃棄処分をするよりは、再流行予防に少し役立てることが出来るか?

余剰ワクチン再接種“お得” 新型インフルで福岡県医師会 迫る使用期限、1050円安く

2010年7月22日 00:14
 「早期の新型インフルエンザワクチンの(再)接種をおすすめいたします」-。福岡県医師会は、新型インフルの予防接種を既に1度受けている人が、8-9月に同じ医療機関で再び受ければ、初診料がかからず1050円安い2550円で済む、と“お得PR”に乗り出す。同県内では、3月末時点の県の調査で9万2604回分のワクチンが眠っており、1年間の使用期限が迫る中での窮余の策といえそうだ。
 新型インフルの予防接種について厚生労働省は、13歳未満の子どもや、持病がある人は2回接種とし、料金は1回目は3600円、2回目は同じ医療機関なら初診料を除く2550円と設定している。健康な成人は1回接種の3600円だ。
 県医師会は、この「初診料」に着目。「新型インフルの予防接種事業は昨年10月から継続中であり、再診とみなせる」。福岡県も「再診とみなして差し支えないと厚労省に確認した」と説明する。冬に接種を受けた人が同じ医療機関を「再受診」すれば、1050円安くなるという。
 ワクチンの効果は接種後2週で発現、5カ月程度続くとされる。県医師会は「有効性が接種後4カ月で半分になるとの調査結果があり、集団感染が散発しているので再接種を勧めたい」。ただワクチンの在庫があるか、2550円で接種するかは各医療機関により、事前の問い合わせが必要だ。
=2010/07/22付 西日本新聞朝刊=

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