当地でも先週後半から熱中症になりかけ、脱水気味の方が増えている。

熱中症搬送、9千人超 病院到着時、57人が死亡 19~25日の1週間 過去最悪、消防庁まとめ

2010年7月27日 提供:共同通信社
 今月19日から25日までの1週間に熱中症で病院に搬送されたのは全国で9436人で、搬送直後に病院で死亡が確認された人が57人に上ったことが26日、総務省消防庁のまとめで分かった。入院後の死亡なども含めると、実際の死者は数倍に上る可能性もある。2008年は7、8月を通じた死者が47人、09年は16人で、先週の被害は過去に例のない数字となった。
 消防庁は08年以降、熱中症による搬送者数などをまとめている。先週の集計は数値の詳細をチェックした上で、27日にホームページで公表する。
 熱中症の多発は、記録的な猛暑が原因とみられ、今後も高い気温の日が続く見込みであることから、気象庁は熱中症への警戒を呼び掛けている。
 消防庁によると、死者数が最も多かったのは、埼玉県の9人だが、埼玉県警が把握した同時期の死者数は、入院後に亡くなった人も含め4倍以上の38人だった。消防庁のまとめでは、搬送時点で重症と診断された人は492人おり、全国でも多くの人が入院後に亡くなっているとみられる。
 期間中、搬送者が1日で最も多かったのは23日で、1671人。過去最も搬送者が多かったのは08年7月25日の831人で、2倍超だった。
 消防庁によると、都道府県別で搬送人数が最も多かったのは東京都の992人。続いて埼玉県(990人)、愛知県(930人)の順だった。関東、中部、近畿の都府県で多い傾向があった。
 逆に最も少なかったのは、沖縄県で12人。秋田県(23人)、徳島県(24人)と続いた。
 気象庁の観測によると、19~25日の日本列島は、勢力の強い太平洋高気圧に覆われ、記録的猛暑となった。気温が35度以上になる「猛暑日」を記録したのは、24日が最も多く152カ所だった。
 気象庁によると、北海道と東北、関東甲信、東海、近畿、沖縄は28日ごろから、九州北部は30日ごろから1週間程度、気温が平年よりかなり高くなるとみられる。同庁は「異常天候早期警戒情報」を出し、健康管理や農作物の管理などに注意を促している。
※熱中症 暑さの影響で起きるさまざまな体の不調の総称。日本神経救急学会は、めまいから意識障害を起こすものまで、症状の重さによって三つの類型を定めている。気温の上昇や運動によって体温が急激に上がることで発症する。炎天下での労働やスポーツに加え、屋内でもかかることがあり、重症の場合は死亡することもある。予防には、小まめに水分を補給することや、体調不良のまま運動しないことが重要で、発症時は風通しの良い日陰に運び、衣服を緩めるなどの応急措置を取る。

このブログの人気の投稿

恐ろしい!またまた「ステトスコープ・チェロ・電鍵」さんのブログより

国立感染症研究所の安井良則主任研究官によれば「来週には全国的な流行と判断される状況」との事です。

あきれ果てる!!また「ステトスコープ・チェロ・電鍵」さんのブログから引用。