よくわからない!11月から4種混合ワクチン(従来の3種混合ワクチン+IPV)が始まるのに、何でこんなにバタバタ9~10月に単品のIPVを接種する事業をしなくてはいけないのか?10月までOPVを使って11月から一気に4種混合に切り替えれば良いだけなのに。

ポリオアウトブレイク対応も検討課題
 そのほか、会議では、IPV接種に伴う抗体価を長期的にフォローする必要性も指摘された。IPVの接種回数は4回だが、「追加免疫として、5回目をどうするかについて早急に議論して結論を出してもらいたい」と岡部座長は求めた。
 さらにポリオのアウトブレイクへの対応も議論。日本では1980年を最後に野生株ポリオの発生は見 られていないが、野生株または伝播型ワクチン由来ウイルスが検出された際に、その地域において免疫を持たない集団で、集団発生する可能性がある。昨秋、お よび前述のように今春は接種率が下がっており、厚労省は、「現状では免疫を持たない集団が、一定程度存在すると見られる」とする。海外では最近、2010 年にはタジキスタンで、2011年には中国新疆ウイグル自治区で集団感染が見られている。
 ポリオ流行時には、伝播阻止効果が優れていることから、米国CDC(米疾病対策センター)などでは、OPVの接種を勧めている。ただし、米国でもOPVの承認を既に取り消しており、米国をはじめ、IPVを臨時に予防接種する体制を取る国が多い。
 厚労省は、アウトブレイク対策として、IPV の備蓄状況とポリオワクチンの接種率などを考え、2014年夏までは、(1)感染拡大の恐れが高いと判断された場合には、原則としてOPVを臨時に予防接 種、(2)感染拡大の恐れが高くないと判断された場合には、IPVを臨時に予防接種、という案を提示。2014年夏以降は、IPVを臨時に予防接種として 用いるとした。ただし、2014年以降も、ポリオワクチンの接種率が向上せず、感染拡大の恐れが残る場合には、接種率向上までOPVの迅速な製造供給体制 を確保する。

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