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鳥インフルに抗体 60代男性、ワクチン期待

 2000年代に中国などで死者が出た高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1型など多くのウイルスへの抵抗力を持つ人がいることを、藤田保健衛生大の黒沢良和学長(免疫学)らのチームが確認した。米科学誌プロスワン電子版で6日、発表する。
 インフルエンザへの抵抗力は、感染やワクチンで体内に「抗体」が作られることでできる。ただ、インフルエンザウイルスは遺伝子変異を繰り返す特徴があり、過去に得た抗体では、変異したウイルスには抵抗できないとみられていた。
 黒沢学長らは、09年に豚由来のインフルエンザウイルスH1N1型が大流行した際、ワクチンでどのような抗体が作られるかに注目。21歳までに数回のインフルエンザの感染経験があり、ワクチン接種を受けたことのない60代の日本人男性1人を調べた。
 男性に、H1N1型のワクチンを投与し、血液の成分を分析。ワクチン接種でH1N1型の抗体ができると同時に、過去のウイルス感染でできた抗体を記憶した細胞からH1、H2、H5の各型など多様なウイルスへの抗体も生み出されたことが分かった。
  チームは、より多くの人を調べれば、感染によってさまざまなウイルスへの抗体を得た人が多く見つかると推測する。黒沢学長は「検査で抵抗力の有無を調べら れれば、パンデミック(大流行)対策として、限られたワクチンを効果的に投与する方法が考えられるかもしれない」と話している。
(中日新聞)

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