予防接種が終わる前にはやり始めてしまうとちょっと困った事態になるかも。

インフルエンザ流行の一方で、RSウイルス感染症の報告数も急増

11/29 01:03 fnn-news.com
インフルエンザの流行が、東京など11の都県で始まった。
11月23日までの全国の患者数が、前の週の2倍以上になるなど、例年よりも早いペースで拡大している。
また、生後間もない乳児にとっては、インフルエンザよりも怖いとの指摘もある、RSウイルス感染症の報告数も急増していることがわかった。
東京・大田区にある、大川こども&内科クリニックでは、玄関に靴があふれかえり、インフルエンザなどの診療か、中は大変混み合っていた。
診察終了時間の午後6時をすぎても、多くの人であふれかえっていた。
その理由は、東京都で7年ぶりに、11月からの流行が始まったインフルエンザのため。
子 どもの予防接種に来た母親は、「(どんな症状?)せきと鼻水はずっと続いていて、きょう、診察受けて、インフルエンザの(予防接種)注射ができるかという 形で来た」、「遅いぐらいなんですけれども、ちょっと慌てて(インフルエンザワクチンを)打ちに、はやり始めてきたので」と話した。
例年、12月から3月に流行するとされているが、2014年は、早くも11の都県での流行を確認。
11月23日までの1週間で、インフルエンザの患者数は4,619人と、前の週のおよそ2.6倍となっている。
今シーズン多く検出されているのが、A香港型。
高齢者は重症化しやすく、高熱や頭痛、関節痛などの症状をもたらすという。
大 川こども&内科クリニックの大川洋二理事長は「やはり、学校単位で(流行が)起こってますので、皆さん、生徒さん皆さんが、手洗い、うがいです ね、せきエチケットを守るという。いろんな催し物があると思いますが、ちょっとお控えになられた方が大流行を防ぐには、有効ではないでしょうか」と話し た。
11月に入って急増しているのは、インフルエンザだけではない。
それが、RSウイルス感染症。
その報告数が、11月の初めから急増している。
大川こども&内科クリニックの大川理事長は「0歳児に限っていえば、インフルエンザよりはるかに、RSウイルスの方が怖いんではないでしょうか」と話した。
熱やせきといった症状が現れ、2歳までにほぼ100%の児童が一度は感染するとされるRSウイルス。
しかし、生後数週間から数カ月の間は重症化しやすく、注意が必要だという。
検査は、綿棒を使って、粘膜を採取し、試験薬に浸すことで完了。
大川こども&内科クリニックの大川理事長は「RSウイルスにかかってる人があれば、Tの所に線が出るということです」と話した。
15分程度で、結果がわかるという。
3年前からは、入院患者でなくても保険適用となり、感染確認がしやすくなったが、別な側面もある。
大川こども&内科クリニックの大川理事長は「特効薬はないので、だから結果がわかったとしても、直接治療がつながるというメリットはございません。周りの人にうつさないというような、そういった意味合いがかなり強くなります」と話した。
厚生労働省は、生後3カ月以内の乳児への感染には、特に注意が必要で、おもちゃなどのアルコール消毒が好ましいと、注意を呼びかけている。

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