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ワクチン会社が「偽装活動」=子宮頸がん、製薬協に申し立て-市民団体
時事ドットコム(2015/02/26-19:43)
医師や弁護士でつくる薬害オンブズパースン会議は26日、子宮頸(けい)がんワクチンを製造販売するMSDとグラクソ・スミスクライン(GSK)が、啓
発団体を偽装したプロモーション活動を行ったとして、両社が加盟する日本製薬工業協会(製薬協)に対し、改善措置を取るよう申し立てた。問題となった団体は、子宮頸がんとワクチンの啓発を行う「子宮頸がん征圧をめざす専門家会議」(議長・野田起一郎元近畿大学長)。2008年に発足し、ワクチンの接種勧奨再開を求めて提言やセミナー実施などの活動をしている。
申立書によると、専門家会議は2012~13年度にMSDから計4000万円、GSKと子会社から計3350万円の寄付を受領したほか、GSKの元部長が11年以降、同社在籍歴を公表せずに講演活動などをしていた。
オンブズパースン会議は「利益相反の観点から極めて不適切だ。プロモーションの目的で提供された資金による活動でありながら、専門家会議の活動という形を取ることで、製薬協の規定が潜脱されている」と主張している。