その通りだと思う。「ステトスコープ・チェロ・電鍵」さんのブログから引用

マスコミの責任、国民の未熟さ 

G7サミット後に日経新聞が行ったアンケートで、安倍首相に対して、「よくやった」という肯定的な評価が6割を超えていたらしい。驚くべきアンケート結果だ。

『リー マンショッククラスの世界経済の落ち込みが起きている、「機動的な」財政出動を各国が行うべきである』という結論をサミットで得た、というように政府は広 報している。だが、これには国外のマスコミ、ならびに参加各国(特に、英国とドイツ)の首脳は、賛成していない、または反対であった。「機動的な」という 言葉は、英語ではflexibleとなっており、柔軟な対応ということであり、積極的な意味合いはない、と宮台真二氏がラジオ番組で語っていた。ことごと く、わが国のマスコミの公表した内容は、正確さを欠き、政府のお先棒担ぎの内容になっている。このサミットの実態は、安倍首相が自らの経済失政を糊塗するために、各国首脳による国際会議を利用したということだ。恥ずべきことである。

そ れなのに、上記のようなアンケートで、なぜ6割もの人々が、安倍首相のこうした恥ずべき言動を肯定的に評価するのだろうか。大きな要因は、マスコミの報道 だろう。まさに大本営発のニュースよろしく、政府、安倍首相にとって都合のよいように、時には事実を曲げてでも報道する、その報道に、多くの国民がまんま と乗せられている、ということだろう。

マスコミ、とくにテレビの効果は絶大である。民放は、電通の支配下にある。NHKには、安倍首相の 息のかかった会長がいる。電通もNHKも、パナマ文書にその名が載っている通り、「持てるもの」に属する。「持てるもの」を束ねる安倍首相の意向には、逆 らえない。直接の政府の指示がなくとも、政府の意向を慮って報道する。国民は、それに洗脳されるわけだ。なぜ、もっとマスコミに対するリテラシーを持たな いのか。民放の際限のないバラエティ番組は、まるで飲み屋のどんちゃん騒ぎのようだ。あのような番組ばかり流して、国民をユーフォリアに酔わせるのか。

しかし、そうしたマスコミの報道姿勢を理解せず、その報道を鵜呑みにする、国民も未熟といえば未熟だ。その未熟さに気が付く時には、国は引き返すことができないところまで突き進んでいる、ということになるのではないだろうか。

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