気をつけていかねば。

中国南部の内陸部で50歳男性が鳥インフルエンザに感染 H5N6型

インフルエンザウイルス
中国南部で鳥インフルエンザウイルスの感染者が確認された。(写真は別の遺伝子型 提供:CDC)
 世界保健機関(WHO)によると、中国南部の湖南省で先月30日、50歳の男性が高病原性鳥インフルエンザA(H5N6)に感染しているのがわかった。男性の症状は重く、現地の国家衛生・計画出産委員会は感染経路の特定を急いでいる。

 WHOによると、患者は湖南省湖西トゥチャ族ミャオ族自治区に住む50歳の男性で、5月23日に発症。翌24日に村の診療所を訪ねたが、症状が重 く、28日に病院に搬送された。検査の結果、男性から高病原性鳥インフルエンザA(H5N6)のウイルスが検出された。これまでのところ、男性の家族や知 人で発症した人はいないという。

 国立感染症研究所によると、高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスのヒトへの感染は、2003年以降、世界の16カ国で報告されており、450人近くが死亡。
 
 遺伝子配列の解析の結果、ヒトからヒトへの感染を起こすことは少ないと言われているが、1996年に中国広東省のガチョウ農場で見つかって以来、 東アジアや東南アジア、欧米やエジプトなどで流行を繰り返す一方、近年ではほかの鳥インフルエンザウイルスの遺伝子と混合して、今回のH5N6を含むさま ざまな亜種が確認され、複雑化している。

 日本では2014年に熊本県の養鶏場で見つかり、その後、2015年1月にかけて九州や中国地方の広い範囲で大流行した。

 中国本土では広東省や浙江省、福建省など沿岸部に集中しており、中国・香港・台湾での感染者は677人、このうち275人が死亡している(2015年7月時点)。

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