東北関東大震災に遭われた方々がんばって下さい!福島原発に関する扇情的な報道を見る前に正しい科学知識を得ましょう!

ブログ「A Successful Failure」より転載。

「A Successful Failureでは、コンピュータサイエンスのワクワクする最新研究を中心に時事ネタまで広く扱う。」


MIT研究者Dr. Josef Oehmenによる福島第一原発事故解説113

3月12日に東北・東日本を襲ったM9.0という未曽有の大地震は甚大な被害をもたらた。未だ被害の全容は明らかではないが、亡くなった方々のご冥福を祈ると共に、現在不都合な生活を強いられている方々が1日も早く元の平穏な生活に戻られることを願う。
その中で、福島原子力発電所に大きな問題が発生し、現時点で福島第一原子力発電所の半径20km、福島第二原子力発電所の半径10kmに避難指示が出ている。M9.0という設計想定を大きく超える地震にあって、東京電力による必死の制御が行われている。
一方で、いたずらに不安を煽るような報道、言説などが見られるのもまた事実だ。正しい科学知識を持って、今のリスクを正確に把握し、それに応じた対応を行わなくてはならない。
正確な知識を得るには次が役に立つ。

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原発に関するQ&Aまとめ
サイエンス・メディア・センター

さらに、Fukushima Nuclear Accident – a simple and accurate explanation(オリジナルはWhy I am not worried about Japan’s nuclear reactors.)においてMIT技術者であるDr. Josef Oehmenによる分かりやすい解説が紹介されていたので、以下に紹介したい。長文だが、地球上のあらゆるジャーナリストよりも詳しくなれるそうだ。
追記:本エントリの公開時には無かったのだが、今では元サイトにおいて別の日本語訳(PDF)が公開されているようだ。公式の方も参照いただきたい。

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