のんびりしているよね~!?どうでも良いような改悪はすぐに決まるのにね!
| |||
早ければ来年度中に導入されるポリオ(小児まひ)の不活化ワクチンについて、現行の生ワクチンから円滑に移行させる対策を議論する厚生労働省の検討会(座長・岡部信彦(おかべ・のぶひこ)国立感染症研究所感染症情報センター長)が31日、初会合を開いた。 生ワクチンより安全性が高いとされる不活化ワクチンは、海外で広く使われているが、国内では開発中のものも含め未承認。現在は予防接種法に基づき、多くの 自治体で生後3カ月~18カ月の乳幼児に2回、春と秋に生ワクチンが集団接種されている。ただ不活化ワクチンの導入を見込んで集団接種を受けなかったり、 個人輸入している医療機関で不活化ワクチンを自費接種したりする例が出るなど、混乱が生じている。 メンバーの坂元昇(さかもと・のぼる)・川崎市医務監は、今年春の同市などの接種率が低下していると指摘。厚労省は、今年春の全国的な接種率や、個人輸入ワクチンの実態調査に着手したことを報告した。 ウイルスの毒性を弱めた生ワクチンでは、ごくまれにワクチン自体に感染してまひを発症する人がおり、患者団体「ポリオの会」の小山万里子(こやま・まりこ)さんは「海外の不活化ワクチンを早急に特例承認してほしい」と訴えた。 ポリオの不活化ワクチンは、ジフテリア、百日ぜき、破傷風との4種混合ワクチンと、単独のワクチンを導入の予定。検討会は今後、切り替えの方法や周知の仕方などについて意見をまとめる。 |