このような弾力的な運用は、他の地方も見習うべきだ。

はしか予防接種:高1・2年も実施へ

 今夏、県内で開催する全国高校総合体育大会「美ら島沖縄総体2010」を前に、通常は高校3年生を対象にしたはしかの予防接種を新高校1、2年生に前倒しして実施する自治体が14市町村あることが25日、琉球新報社の調べで分かった。実施中、実施済みは4市村。県はしかゼロプロジェクト委員会が大会成功に向け、各市町村に前倒し接種による予防強化を要請していた。17市町村は「検討中」、6市町村は「実施しない」と回答した。
 各市町村から「他府県の参加者にも接種を徹底すべきでは」「財政が厳しい」「健康被害が起こった場合が不安だ」の声も上がっている。
 調査は25日、前倒し実施を公表した那覇市を除く40市町村に調査票を送付し、回答を得た。
 実施予定のうち3月開始は7市町村、4月が6市村、6~7月が1村。宜野座村は感染予防対策のため昨年4月から、北大東村は「島外に出る中学卒業前」に既に実施。総体開催に関係なく接種率の向上に取り組んでいる。那覇市、浦添市は今年2月から始めている。
 一方、「実施しない」とした市町村からは「一部の市町村で実施しても効果に疑問がある。全国または県単位で一斉に実施すべきでは」(南風原町)、「健康被害の詳細をしっかり整備してほしい」(与那原町)などの意見もあった。
 県医務課結核感染症班は「全市町村の実施が望ましいが、予算的な問題もあり、できる範囲で取り組んでほしい」としている。
 同委員会によると、2007~08年に全国的なはしかの流行があり、約400校で休校措置がとられ、全国高校総体でも感染による予選大会出場辞退などが相次いだ。「流行が始まれば、感染力の強さなどから学校閉鎖や大会参加見送り、競技中止等につながることが危惧(きぐ)される」と説明している。
(琉球新報)
2010年2月26日

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