とにかく心マッサージとAEDを取り寄せること。人工呼吸は結構ハードルが高い。

人工呼吸いらなかった 京大、心臓マッサージだけで回復裏付け

応急処置の講習会で指導されている心臓マッサージ(2月、京都市左京区)
応急処置の講習会で指導されている心臓マッサージ(2月、京都市左京区)
人工呼吸をせず、心臓マッサージ(胸骨圧迫)だけを行う心肺蘇生法の普及が、心停止した人の社会復帰数の増加に大きく貢献しているとい う調査結果を、京都大環境安全保健機構の石見拓教授や川村孝教授のグループが11日に発表した。日本は胸骨圧迫だけの蘇生法を学会レベルで唯一推奨してい る国で、その正しさを裏付けたという。
 心肺蘇生の在り方をめぐっては、人工呼吸と胸骨圧迫を併用した方法が長年標準とされてきた。一方、胸骨圧迫だけでも救命率は変わらないとする研究報告があり、日本では近年、市民による心肺蘇生の実施率の向上を目指し、人工呼吸を省く方法が多く取り入れられている。
  グループは、2005年から12年までに国内で心停止によって救急搬送された患者約81万6千人について、市民による蘇生の有無や種別、社会復帰の状況な どを調べた。胸骨圧迫だけの蘇生を受けた人の割合は05年の17・4%から12年には39・3%に増加。胸骨圧迫だけで社会復帰できた人も、人口1千万人 当たりの換算で05年の0・6人から28・3人に増えていた。
 石見教授は「胸骨圧迫だけの蘇生は、人工呼吸を伴う場合に比べて簡単。多く の人を対象にした講習が実施しやすく、蘇生の普及に有効だ」と説明。その上で「人工呼吸は子どもの心停止に有効とのデータもあり、学校の先生らにはオプ ションの講習として実施するのが望ましい」と話している。
【 2015年06月12日 08時29分 】

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