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高齢女性でも身体活動でAF減少 【米国心臓協会】 9MET・時/週以上でリスク10%減

2014年9月4日 米国学会短信  
 
 米国心臓協会(AHA)は8月20日、肥満であっても身体活動の多い高齢女性では心房細動(AF)を起こすリスクが低いことを示した研究を紹介した。Journal of the American Heart Association誌に掲載。
 この研究は、閉経後女性(50-79歳)8万1000人を対象に、1日10分以上屋外を歩く頻度、汗をかくような身体活動を行う頻度を調べ、11年間追 跡したもの。身体活動が最も少ない女性(屋外を10分以上歩く頻度が週1回を満たない)に比べ、最も身体活動が多い女性(9 MET・時/週以上:週6回30分の速足歩行、週2回1時間のゆっくりしたサイクリングと同程度)はAFを起こすリスクが10%低かった。また、中等度の 身体活動(3 MET・時/週未満:週2回30分の速足歩行と同程度)を行う女性は6%低下した。一方、激しい運動(15MET・時/週以上:週1回2時間のランニング と同程度)を行う女性も9%低かった。
 研究者は「激しい運動がAFリスクを増加させるとの研究もあるが、上記程度の運動であれば高齢女性であっても心配ない。身体活動の多い女性は、たとえ肥 満であってもAFを起こしにくいことが、今回の研究から分かった。また、肥満であるほど身体活動により大きな利益が得られる」と述べている。

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