季節性インフルエンザとは少し様相が違います。

多くは発熱から早期に脳症 速やかな治療で8割回復


2009年10月27日 提供:共同通信社
 国立感染症研究所は26日、国内の新型インフルエンザによる脳症患者は季節性インフルよりも年齢層が高い7歳前後が中心で、ほとんどが発熱から2日後までの早期に発症したとする調査結果を発表した。
 発熱の2日後までに治療薬タミフル、リレンザを投与することにより8割は回復したことも判明。安井良則(やすい・よしのり)感染研主任研究官は「症状の急速な進行は止められないが早期治療で回復する。速やかに治療できる医療体制が重要だ」と話している。
 感染研によると、7月6日から10月11日までに報告された国内のインフルエンザ脳症患者は50人で48人が新型と確認された。内訳は7歳が10人と最多。次いで6歳が6人、8歳と10歳が各5人などだった。
 調査できた5~13歳の20人を分析すると、気管支ぜんそくの基礎疾患(持病)がある人が5人、熱性けいれんを起こしたことがある人が6人。20人全員が意識障害を起こし、発熱当日の脳症発症が4人、翌日が11人、2日後が4人だった。
 このうち、不明の1人を除く15人が回復、1人が死亡、3人に知能の低下や手足のまひなどの後遺症が出たという。治療薬の投与は3人が発熱当日、12人が翌日、3人が2日後だった。

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