大型連休で旅行した先か?急な熱発の患者は可能性を頭に置いておかなければ。

山梨日日新聞2010年05月18日(火)
新型インフル 昭和大で82人集団感染
学生寮、範囲は限定 富士吉田校舎
 山梨県は17日、富士吉田市上吉田の昭和大富士吉田校舎で、学生ら82人が新型インフルエンザに集団感染した、と発表した。県内での新型インフルの集団感染は本年度初めて。症状は軽く、全員快方に向かっているという。県は第2波の到来による感染の可能性は低いとしながらも、「流行終息後もウイルスは完全になくなっていない」として注意を呼び掛けている。
 県健康増進課や同大によると、感染したのは同大1年の男子学生34人と女子学生47人、45歳の職員1人。12日に男子学生2人が症状を訴え、発症者が増えた14日には簡易検査で14人がA型インフルエンザの陽性反応を示した。このうち女子学生2人が県衛生環境研究所の詳細(PCR)検査で新型インフルに感染していることが分かった。
 同校舎の学生は4学部の1年生約600人で、全員が4棟の寮で生活。いずれの棟からも感染者が出ているという。大型連休を挟み、学校を再開した10日以降に寮内やキャンパス内で一気に感染が広がったとみられる。
 集団感染を受け、同大は発熱が確認された学生を1週間の出席停止にする措置を取った。また、部活動や集会の自粛のほか、外出も控えるよう呼び掛けている。
 県は「今回は学生寮という狭い範囲での限定的な感染で、再流行が始まったのではない。既に対策を取っているため、大学外に感染が広がる可能性は低い」とみている。
 県内の新型インフルの平均患者数は3月第1週に0・3人となり、県は「流行が終息した」との見解を示した。平均患者数は最新の5月第1週まで1人以下で推移している。
 流行終息後の県内での集団感染は今回が初めて。ワクチンによる免疫力が低下する秋以降、新型インフルが再流行することが懸念され、県は「うがいや手洗いなどの感染防止策を引き続き取ってほしい」と呼び掛けている。

このブログの人気の投稿

恐ろしい!またまた「ステトスコープ・チェロ・電鍵」さんのブログより

国立感染症研究所の安井良則主任研究官によれば「来週には全国的な流行と判断される状況」との事です。

あきれ果てる!!また「ステトスコープ・チェロ・電鍵」さんのブログから引用。