これもワクチン行政の失敗の一例でしょう。西日本の豚は日本脳炎ウイルスを持っている可能性が高いと言われているのに。

7歳男児が日本脳炎発症 熊本、ワクチン未接種 

2010年1月14日 提供:共同通信社
  昨年8月に熊本市在住の7歳の男児が日本脳炎ウイルスに感染、発症していたことが14日、分かった。男児はワクチン接種を受けていなかった。
 日本では2005年に日本脳炎の定期接種が事実上中断、"空白期間"に免疫のない子どもが増え感染の危険性が高まると懸念されていた。専門家は「感染のリスクが高い地域では、接種を進めるべきだ」と指摘している。
 熊本市などによると、男児は一時入院したが、その後回復した。感染症法では、医師は直ちに保健所に報告する義務があるが、報告は12月だった。診断確定に時間がかかったためとしている。
 日本脳炎は、ブタの体内でウイルスが増殖し、ブタを刺したコガタアカイエカを介して人に感染する。症状が出ないことが多いが、05年以降、年間3~10人の発症が報告されている。大半は大人だが、熊本県では06年にも3歳男児が発症した。09年は今回の男児を含め3人で、うち1人は1歳の男児だった。
 予防接種法では、幼児期に3回と9~12歳で1回の計4回の定期接種を規定。だが接種後に急性散在性脳脊髄(せきずい)炎(ADEM)を発症したケースが明らかになり、厚生労働省は05年5月に「接種を積極的に勧奨しない」との見解を発表し、定期接種は事実上中断。副作用リスクが少ないとされる新ワクチンが昨年承認され、接種が始まった。
 日本脳炎を発症すると、高熱や嘔吐(おうと)、意識障害などが起きる。脳炎症状が起きた場合の死亡率は20~40%とされる。

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