「インフルエンザ対策 緑茶成分で感染を予防」良いかも。

静岡県立大薬学部の山田浩教授は、東京都東村山市の老人ホーム「白十字ホーム」での臨床試験で、緑茶に含まれるカテキンとテアニンがインフルエンザの発症を抑える効果があることを突き止め、今月1日に開催された「第31回日本臨床薬理学会」で発表した。

 山田教授らは昨年11月から5カ月にわたり、1日当たり緑茶カテキン(378ミリグラム)とテアニン(210ミリグラム)を含むカプセルと、含まないものを成人男女200人に摂取させた。その結果、緑茶成分を含む群のインフルエンザ発症率が4・1%(4人)だったのに対し、含まない群は3倍を超える13・1%(13人)だった。
 「緑茶カテキンがウイルスの周りに付くことで細胞に感染するのを妨げます。従来、緑茶のうがいで予防になるとの研究報告はあったが、今回の試験は緑茶の飲用がインフルエンザ予防に有効である可能性が示唆された。通常の緑茶100ミリリットルにはカテキンが80~120ミリグラム、テアニンは20~40ミリグラム含まれ、緑茶を500ミリリットル程度飲めば十分でしょう」(山田教授)
 山田教授らと共同研究を行い、緑茶の健康への影響を研究する伊藤園中央研究所(静岡県牧之原市)の提坂裕子所長は「インフルエンザだけでなく、ノロウイルスなどカテキンが持つ抗ウイルス作用は知られています。奈良時代に唐から日本に茶が入って1200年ですが、緑茶飲料メーカーとして今後もヒトへの作用を科学的に実証したい」と話している。

SankeiBiz2010.12.17 09:15

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