今ある簡易試薬は発症から48時間経っても6~7割しか陽性にならないので、検査に35分かかるとしても(今の簡易検査はおおむね10分)嬉しいニュースです。

栄研化学、「Loopamp H1 pdm 2009 インフルエンザウイルス検出試薬キット」などの製造販売承認を申請
 栄研化学株式会社(本社:東京都台東区、以下 栄研化学)は、独自の遺伝子増幅技術であるLAMP法を利用して開発を進めてまいりました(Pandemic(H1N1)2009)の検出試薬キット『Loopamp(R) H1 pdm 2009 インフルエンザウイルス検出試薬キット』および広範囲、高感度にA型インフルエンザウイルスを検出する『Loopamp(R)A型インフルエンザウイルス検出試薬キット』の製造販売承認申請を平成21年12月15日付で厚生労働省に行いましたのでお知らせいたします。
 本試薬キットは、別売の『Loopamp(R)インフルエンザウイルス用抽出試薬』を用いて簡易にヒト由来検体(鼻腔拭い液、咽頭拭い液)中のRNAを抽出し、サンプル溶液とします。そのサンプル溶液で反応チューブ内のLAMP 乾燥試薬を溶解して、一定温度・迅速(35分)にワンステップでウイルス遺伝子を増幅し、サンプル中のウイルス遺伝子の有無を検出することができます。増幅の有無はリアルタイム濁度測定装置または蛍光目視によって確認できます。
 本試薬キットは、医療現場で容易に実施できる、簡易、迅速、高感度なインフルエンザウイルス(Pandemic(H1N1)2009、A型)の診断補助ツールとして期待され、厚生労働省の承認が得られた後、速やかに発売していきたいと考えております。
 栄研化学は、引き続きLAMP法による事業を積極的に医療分野に展開するとともに畜産、農業、食品、環境などあらゆる分野へのLAMP法の普及と遺伝子検査市場の拡大を目指していきます。

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