当院でも11月6日のワクチン配分はわずか5人分です。御上が抱え込んでいるのでしょうか?さっさと配分してあるだけ現場に出してはどうでしょうか?

【新型インフル】子供にワクチン接種したいけど…数少なく困難

産経ニュース2009.11.6 23:58

新型インフルエンザをめぐり、厚生労働省が6日、子供へのワクチン接種開始を前倒しするよう都道府県に要請したが、自治体は「数が足りないので早めるのは難しい」と頭を悩ませている。東京都や大阪府は独自に前倒しを決めていたが「ほかの優先接種者の分を分けてもらう形になる」と苦肉の策。厚労省の要請を受けた各都道府県は、限られたワクチンの配分で難しい選択を迫られそうだ。

 「新型インフルの入院患者は小学校低学年が突出して高い。ワクチンを優先するべき対象だ」。こう話すのは大阪府の担当者。府では、基礎疾患のない1歳から小学校3年生相当の年齢の子供に対し、妊婦や基礎疾患のある人と時期を並べる方法で、今月14日からの接種前倒しを決めた。
 今月5日現在、国内の新型インフル感染による死者(疑い例含む)は49人で、うち14歳以下は11人。だが10~11月では、14歳以下は9人が亡くなっている。
 また、厚生労働省によると、全国の入院患者の累計(10月28日現在)は3746人で、このうち14歳以下は3055人と8割を占める。特に5~9歳がもっとも多く、全体の4割を超える1580人だった。
このため日本小児科学会と日本ウイルス学会が相次いで、長妻昭厚労相に「できるだけ早期に健康な子供へのワクチン接種を」とする内容の要望を出していた。

 こうした事態を受け、東京都も「都内では3人の子供が亡くなっている。優先すべきなのは歴然」と、1~6歳の未就学児について前倒しを決定していた。
 こうした対応ができるのは、医療従事者のワクチン接種が1回となったことも一つの要因。だが一時的な余剰でしかなく、大阪府は「府下の医療機関からは子供約33万人の要望があり、余剰分は計算上、3割程度にしかならない」と話す。東京、大阪とも「基礎疾患の方などの分から、少しずつ回してもらうことになるだろう」と、苦しいやりくりを強いられる格好だ。
 今回、厚労省は前倒しの検討を要請したが、これまでに検討していた自治体でも「子供への接種は早めたいが、ワクチンが足りない」(兵庫県)「生産が増えたときに対応できる態勢は整えているが、まだ不透明」(京都府)など、ワクチンの数に不安を抱くところは多く、厚労省の思惑通りに進むかは不透明だ。

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