こんなわかりきった混乱を末端の医療機関に押しつけてどういうか?それにしても抽選とは・・・?
【岐阜】中日新聞
「健康な子」ワクチン予約開始で電話回線パンク
2009年11月13日
電話の応対に追われる事務員=岐阜市の大庭小児科で
県内で健康な1歳~小学3年生への新型インフルエンザワクチン接種の予約受け付けが始まった12日朝、県内全域で約1時間にわたり固定電話がつながりにくくなった。県は医療機関に予約電話が殺到したのが原因とみて「接種順は抽選で決め、予約の先着順ではない」と冷静な対応を呼び掛けている。
NTT西日本岐阜支店によると、午前9時3分から同10時5分まで「大変込み合ってかかりにくくなっています」とアナウンスが流れる状態になった。
県内の1歳~小学3年生は約17万4000人。県は12~25日、約850医療機関で予約を受け付ける。県によると、接種の順番は予約の先着順ではない。各医療機関は予約期間内の予約者全員を対象に、抽選で接種順を決める。
県の担当者は「ある程度の予約殺到は想定していたが、電話回線に支障が出るほどとは考えていなかった」と話した。
(河原広明)
◆「接種順は抽選で決定」
岐阜市加納本町の大庭小児科には受け付けの始まった午前8時半から次々と電話が鳴り、事務員2人が名前や年齢など必要事項を聞き取った。午前11時現在、電話だけで118人が予約。直接、来院した人も47人に上った。
先着順と誤解している人も多く、電話がつながりにくかったことでさらに“不安心理”を増し、窓口に駆けつけた人も。接種順は抽選で決まることを告げると、驚く人も少なくないという。
大庭敏夫院長は「初日なので覚悟はしていた」と冷静。「いつ、どれくらいのワクチンが届くかまだ分からないので、これから接種日時の調整と連絡が大変」と話した。
岐阜市日野南の矢嶋小児科小児循環器クリニック(矢嶋茂裕院長)は電話が殺到することに備え原則インターネットで受け付け、午後1時ごろまでに約600人が予約。パソコンの処理能力を超えないよう、かかりつけ患者らのアクセス時間を決めメールマガジンで連絡していたが、それでも開始直後の午前7時台は一時、つながりにくくなったという。
(山本真嗣)
「健康な子」ワクチン予約開始で電話回線パンク
2009年11月13日
電話の応対に追われる事務員=岐阜市の大庭小児科で
県内で健康な1歳~小学3年生への新型インフルエンザワクチン接種の予約受け付けが始まった12日朝、県内全域で約1時間にわたり固定電話がつながりにくくなった。県は医療機関に予約電話が殺到したのが原因とみて「接種順は抽選で決め、予約の先着順ではない」と冷静な対応を呼び掛けている。
NTT西日本岐阜支店によると、午前9時3分から同10時5分まで「大変込み合ってかかりにくくなっています」とアナウンスが流れる状態になった。
県内の1歳~小学3年生は約17万4000人。県は12~25日、約850医療機関で予約を受け付ける。県によると、接種の順番は予約の先着順ではない。各医療機関は予約期間内の予約者全員を対象に、抽選で接種順を決める。
県の担当者は「ある程度の予約殺到は想定していたが、電話回線に支障が出るほどとは考えていなかった」と話した。
(河原広明)
◆「接種順は抽選で決定」
岐阜市加納本町の大庭小児科には受け付けの始まった午前8時半から次々と電話が鳴り、事務員2人が名前や年齢など必要事項を聞き取った。午前11時現在、電話だけで118人が予約。直接、来院した人も47人に上った。
先着順と誤解している人も多く、電話がつながりにくかったことでさらに“不安心理”を増し、窓口に駆けつけた人も。接種順は抽選で決まることを告げると、驚く人も少なくないという。
大庭敏夫院長は「初日なので覚悟はしていた」と冷静。「いつ、どれくらいのワクチンが届くかまだ分からないので、これから接種日時の調整と連絡が大変」と話した。
岐阜市日野南の矢嶋小児科小児循環器クリニック(矢嶋茂裕院長)は電話が殺到することに備え原則インターネットで受け付け、午後1時ごろまでに約600人が予約。パソコンの処理能力を超えないよう、かかりつけ患者らのアクセス時間を決めメールマガジンで連絡していたが、それでも開始直後の午前7時台は一時、つながりにくくなったという。
(山本真嗣)