大きなバイアルを無理矢理供給するなら、自治体で集団接種をするしかないのに。御上のご英断を!(でも無理だろうな~)

ワクチン接種「前倒し」県内難航 現場に広がる不足感

11月18日(水)信毎Web
 新型インフルエンザワクチンの優先接種で県は17日、県内医療機関を対象に行ったワクチン需給調査の結果を明らかにした。持病がある人の中でも最優先とされる1歳~小学3年生と、症状の重さなどから最優先に準じる小4~中学3年生向けは約1万8千人分が足りず、期待した余剰分は約800人にとどまった。
 県は、持病があるが最優先となっていない小4~中3への接種開始を、当初予定の12月9日から今月20日に前倒しする考えだったが、余剰分が少ないため遅らせる。県内の医療現場にワクチンの不足感が広がっていることが、あらためて裏付けられた形だ。
 調査は、持病のある人への優先接種が始まった今月9日から実施。優先接種向けワクチンの8割が医療機関に届く12月8日までの間、予約や接種の状況から1歳~中3向けがどれだけ不足しそうか聞いた。ワクチン配分量が多い病院など104機関には、同期間で余りそうなワクチンの量も聞いた。
 その結果、特に1歳~小3向けが大幅に不足しそうなことが判明。県は18日以降、調査で分かった余剰分と、容器が大きく使い勝手が悪いため配布していなかった約8千人分を県内に追加供給することを決めた。調査で約4千人分が必要とされた小4~中3の接種は「現時点で回すワクチンがない」としている。
 厚労省は「都道府県への配分量は、優先接種対象の病気の患者団体や関係学会から患者数を聞いて積み上げた後、人口に応じて配分した」と説明。「現時点で医療現場に不足感はあるだろうが、一時的なもの」と強調する。
 これに対し、南信地方の小児科医は「優先対象者の症状を細かく示した国の手引きは、接種するかどうかの判断を主治医に委ねている部分もある。国が決めた配分量は、その点が考慮されていないのではないか」と疑問を示す。
 県は医療機関への需給調査を続行。余剰分が見込まれる場合は、速やかに小4~中3向けを含めた追加供給を目指すとしている。

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