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ワクチン接種後に持病悪化で死亡 長野の80代女性

 厚生労働省は17日、新型インフルエンザの国産ワクチン接種を受けた長野県の80代の女性が、接種後に持病の間質性肺炎が悪化して死亡したと発表した。新型ワクチン接種後の死亡事例の報告は4例目。
 厚労省はワクチン接種が死亡の原因ではないとみているが、専門家の意見を踏まえて評価する。
 厚労省によると、酸素を吸入しながら自宅で療養しており、10日午後1時ごろ、主治医が往診してワクチンを接種。同日深夜になって女性が廊下で倒れているのを家族が発見し、救急搬送したが、間質性肺炎の悪化で死亡したという。
 女性は10月に、季節性インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンも接種していたが、副作用の症状はみられなかったという。

2009/11/17 11:37 【共同通信】

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