面白いやり方ですが、すでに個々の医療機関で予約や接種が始まってしまっているときに遅すぎる感は否めません。

新型ワクチン予約受け付け 「市町村で一括」県提案

信毎Web     11月27日(金)
 新型インフルエンザワクチンの優先接種で、希望者から予約電話が医療機関に殺到したことを受け、県は26日、市町村に、12月に始まる小学校1~3年生の予約から各市町村が一括して受け付けを代行することを提案した。医療機関の負担軽減と、予約電話がつながらないことへの住民の不安解消が狙いだが、対象者の多い市からは「1カ所に集中する電話をさばききれるか」と心配する声も出ている。
 松本市で開いた各市町村担当者らとの連絡会議で提案した。それによると、県が医療機関ごとに、接種可能な人数、曜日、時間帯などの情報を集約。市町村はこの情報を基に、予約電話を受けたらその場で振り分け、接種希望者と医療機関に伝える。
 小1~3を皮切りに、小4~6、1歳未満児の保護者、中学生と順次対象にする考え。厚生労働省によると、こうした予約受け付け方法を導入している例は「聞いたことがない」としている。
 県の提案に、長野市は「医師会と協議した上で決めたい」との姿勢。担当者は「市内の医療機関は100カ所以上。予約電話を市役所で効率よく受けるには100回線は必要だが、用意するのは難しい。学校を通じて希望者を募るなどの方法も考えなくてはいけない」と話す。
 県によると、医療機関から集約した接種可能人数の総数が対象者数とかけ離れた場合、市町村が各医療機関と人数の増減を調整することになる。松本市の担当者は「県の言葉通りできるかどうか」と懸念する。
 県の計画では、小1~3の予約受け付けは12月2日から。市町村が代行する場合、医療機関との調整などで同9日にずれ込むため、早急に周知しなければならない。県は連絡会議で、代行をするかどうか、27日には報告するよう市町村に求めたが、医師会との協議も必要で「時間がない」と困惑する担当者もいた。
 県健康づくり支援課の小林良清課長は「一律に押し付けるものではない。医師会と相談し、ベターな方策を取ってほしい」と説明。「もう少し早く提案すべきだったが、予約でこれほど混乱するとは想定できなかった。可能な市町村だけでも協力をお願いしたい」としている。

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