医師会・自治体の英断に敬意を表します。

Asahi.com 2009.11.23
新型ワクチン集団接種始まる 富田林、まず900人
健康な子どもへの新型インフルエンザワクチンの集団接種が22日、大阪府富田林市で始まった。12月にかけ西日本各地で実施されるが、神戸市など大都市では会場や医療者、ワクチンが確保できず、まだ検討中だ。
 富田林市内の医療施設で、問診と接種を計10人の医師が担い、1歳~小3の約900人に次々とワクチンを打った。主婦岡田正子さん(43)は三女の花子ちゃん(5)を連れて来た。「五つほどの医療機関に問い合わせたが、どこも予約がとれなかった。ようやく打ててホッとした」
 同市では当初、市と富田林医師会が12月の集団接種を計画。国が子どもの接種時期を前倒ししたため、急きょ医師会主導で11月実施を決めた。森口英世会長は集団接種を決めた理由について「インフルエンザの受診が増え、季節性のワクチン接種もある。新型の個別接種をプラスすると、小児科医院はパンクしてしまう。10ミリリットル(子ども約40人分)の大瓶は、無駄が出るため個人病院では扱いにくい」と説明する。
 ほとんどの医療機関が休診する日曜祝日を集団接種日にあてる。11月接種の2700人分はすでに予約で埋まり、12月以降はワクチンの入荷量が確定してから募集する。
 兵庫県の三木市医師会は12月1日発行の市広報紙に、集団接種の申込書を折り込む。市内在住の1歳~小3、約5千人のうち希望者2060人に、市内2カ所で、12月19日~1月24日に2回接種する。希望者が多い日は抽選し、第2希望日に回す。同医師会の黒田昭副会長は「集団接種なら、診療所の待合室に患者と予防接種を受ける子が混在せず、感染拡大も防げる」と話す。同県たつの市と太子町も小1~3年への集団接種を決めた。大津市は12月19日~2月3日に、市内3カ所の病院や体育館などで1歳~小3に実施する。予約開始は12月16日で先着順。市保健所保健予防課は「殺到が予想されるが、公平性という観点からはほかに方法がない」。滋賀県守山市も12月中旬の土日に実施。同市では9月、新型インフルエンザに感染した小1の男児が死亡した。市すこやか生活課は「市民の関心が特に高い。出来るだけ多くの接種機会を提供したい

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